赤とんぼ(マユタテアカネ) ― 2015年10月01日 14時58分14秒
マユタテアカネはトンボ目、トンボ科、アカネ属のトンボです。
一般的に「赤とんぼ」と言われるアキアカネや、夏に平地でも見られるナツアカネとの区別は、飛んでいる状態ではなかなか見分けられません。
マユタテアカネは、雌雄とも顔面の額上部に眉班(びはん)と呼ばれる黒色の斑点が2つ並び、眉を立てたように見える事が和名の由来となっています。
成熟した雄は腹部が赤化しますが、雌はふつう赤化しないとのことです。
そんなにお尻を上げていると、マユタテアカネじゃなくてシリタテアカネなっちゃうぞぉ・・・
この姿勢、「オベリスク姿勢」といいます。
トンボが体温の調節をするために太陽光の当たる角度を調整して、体温の上昇を防いでいるという事です。
だったら、日陰の涼しい所で休めばいいじゃん・・・と思うのですが、テリトリーを守る為には暑さも我慢しなければならないようです。
トンボも大変なんですね。
芋虫・青虫・毛虫 ― 2015年10月02日 19時03分15秒
風に揺れるイロハモミジ。その枝先に何やらうごめくものが・・・大きなアオムシ(青虫)がいました。
毛が生えているのでケムシ(毛虫)と言えばいいのでしょうか?
イモムシ、アオムシ、ケムシ、どのように呼んだらいいのか分からない虫によく出会います。
イモムシは漢字で「芋虫」と書かれるように、元来は芋類の葉を食べるチョウやガの幼虫を指す言葉だったそうです。
今でこそいろいろな食文化がありますが、日本人の食生活においてサトイモやサツマイモなど芋類は重要な主食作物でした。これら主食作物である芋類の葉を食害する幼虫なので特に印象が強く、芋虫と呼ばれたと言う事です。
その風貌が芋のようなので芋虫と呼ばれるのではないようです。
芋虫の中でも全身の毛や刺の多いものは「ケムシ(毛虫)」、全身の色が緑色がかった物は「アオムシ(青虫)」と呼ばれます。
このくらい緑色だったら青虫、何本毛が生えていたら毛虫、というような明確な決まりはないので、イモムシと言おうが、アオムシと言おうが、ケムシと言おうが、間違いではないようです。
このアオムシが何の幼虫なのか知りたくてNetの図鑑を見て調べていたら、あまりの種類の多さとそのグロテスクな容姿に気持ち悪くなって、夕食が食べられなくなりました。
目 ― 2015年10月04日 11時41分28秒
ムラサキツメクサとキチョウ ― 2015年10月05日 21時24分37秒
夢見ヶ崎動物公園 ― 2015年10月06日 14時00分00秒
川崎市幸区にある夢見ヶ崎動物公園です。
川崎市建設緑政局が管理している市立の動物公園なので、入場無料、駐車場無料、年中無休というお手軽さで人気があります。
但し、駐車場には19台分のスペースしかないので平日でも満車の場合が多い状態です。
開園時間は9時~16時。
16時30分になると駐車場出入口を閉鎖してしまうので、車を一泊させてしまう事になります。
歩道の防護柵の上で雀たちがお迎えです。
標高35m、自然林の残る園内からは北方向に東京タワーを見る事が出来ます。
東京タワーの左のビルは虎ノ門ヒルズです。
南方向には横浜ランドマークタワーが見えます。
公園の東側広場には展望台も設置されています。
園内には天照皇大神、浅間神社、熊野神社、了源寺と、4つの寺社があります。
園内は6.6haとあまり広くはないのですが、レッサーパンダ、サル、シカやペンギンなど、約60種400点の動物が飼育されています。
象やキリン、熊などの大型動物は展示されていません。
6月16日にオス・メス各1頭の赤ちゃんが生まれたシセンレッサーパンダです。当園の一番人気になっています。
9月19日からレッサーパンダの赤ちゃんを一般公開して、10月12日まで愛称募集をしています。
あいにく赤ちゃんにはお目にかかれなかったので、父親のファファ(5歳)のお食事中を撮らせてもらいました。
明日はフンボルトペンギン、アメリカアカリス、テンジクネズミ(モルモット)、ホンシュウジカ、エリマキキツネザル、ハートマンヤマシマウマの写真をアップします。
夢見ヶ崎動物公園 つづき ― 2015年10月07日 12時40分37秒
昨日紹介した夢見ヶ崎動物公園の続きです。
「夢見ヶ崎」というロマンチックな名前が付いていますが、その昔、室町時代に太田道灌がこの地に築城をする計画があった時、道灌が「一羽の白い鷲が私の兜を掴んで南西の地へ持っていってしまった」という悪夢を見た為築城をやめてしまったという伝説に基づいて付けられた名称だそうです。
太田道灌の山吹伝説(下の看板)というものもあり、山吹は「川崎市幸区の花」にも指定されています。「越後屋、お主も悪よのぉ」の「山吹」ではありません。
昨日も書いた通り、夢見ヶ崎動物公園には約60種400点の動物が飼育されています。
昨日アップしたシセンレッサーパンダ以外にも子供たちに人気の動物たちがいっぱいいます。
フンボルトペンギンです。とぼけた顔がかわいいです。
物思いにふけるフンボルトペンギンです。遠い故郷でも夢見ているのでしょうか?
ペンギンには南極のイメージがありますが、フンボルトペンギンは南米の太平洋沿岸に生息し、暑さに対しても耐久力を持っています。
アメリカアカリスです。
アメリカアカリスはアラスカとカナダのケベック州以南、ロッキー山脈からニューメキシコ、アパラチア山脈からサウスカロライナまで辺りに幅広く分布します。
カメラを向けるとじっと固まっている、かわいいやつです。結構写真好きなのかもしれません。でも、子供の甲高い声がすると小屋の中に逃げ込んでしまいます。
真っ黒の目とモゾモゾする鼻がかわいいのです。
テンジクネズミです。ペットや実験動物としてよく知られているモルモットもテンジクネズミ科の一種です。写真は家畜種のモルモットです。
左側から見ると白いモルモットですが、右側はパンダになっています。
ホンシュウジカの子鹿です。
お母さんと一緒にお昼ごはんを食べていました 。
エリマキキツネザルです。マダガスカル島の熱帯多雨林に生息している、キツネザルの仲間です。
じっとこちらを見ていたと思ったら、
あっという間に素早く天井の金網に登って、
フンっと踏ん張ったかと思うと、私の頭の上めがけて糞攻撃をしてきました。
食べたもの、ほとんど消化してないじゃん。
ハートマンヤマシマウマです。アンゴラからナミビア西部の山岳地帯に生息している、ヤマシマウマの一種です。 何だか情けな~い目が何かを訴えています。
ディン・Q・レ展 明日への記憶 ― 2015年10月08日 18時40分21秒
展覧会は次の9つのテーマで構成されています。
《紡がれた記憶》
《ヘリコプターをめぐる物語》
《戦争の影》
《漂う民》
《運命のヘリコプター》
《ベトナム戦争の変容》
《ようこそベトナムへ》
《抵抗のための連帯》
そして、《アーティストと戦争》です。
《 》内は作品タイトルではなく、各章のタイトルです。
ベトナムの伝統的なゴザ編みから着想を得た「フォト・ウィービング」シリーズは、写真を細長く裁断してタペストリー状に編んで一つの作品を創り出しています。
映像と立体物のヘリコプターを組み合わせた「農民とヘリコプター」や、会場内に木のデッキが設置され、そのまわりにまるで海のように写真が床を敷き詰める来館者参加型インスタレーション作品《抹消》など、ベトナム戦争という重いテーマの中にも鑑賞する楽しさがちりばめられています。
「ディン・Q・レ展 明日への記憶」は、10月12日(月・祝)まで。
会場:六本木ヒルズ森タワー53階 森美術館
時間:10:00~22:00
入館料:一般 ¥1,800、高校・大学生 ¥1,200、4歳~中学生 ¥600、シニア(65歳以上)¥1,500
このチケットで52階展望台「東京シティビュー」にも入れます。
帆船日本丸総帆展帆&満船飾 ― 2015年10月12日 15時43分28秒
今日、今年度最後の帆船日本丸総帆展帆&満船飾が行われました。
今日は日本丸総帆展帆&満船飾を祝うかのような快晴です。
写真はiphone5で撮影したものですが、どぎつい青空に写っています。
真っ白な帆に露出を合わせる為、青空が露出不足になってこのような暗い色になるようです。
横浜みなとみらいに展示保存されている帆船日本丸で、総帆展帆と満船飾が同時に行われるのは今年度最後になりました。
総帆展帆は冬には行われないので、抜けるような青空と真っ白な帆のコントラストが見られるのは秋が一番のチャンスになります。
府中街道 是政橋で事故 ― 2015年10月13日 19時18分23秒
コスモスが見頃になりました ― 2015年10月14日 10時44分26秒
国営昭和記念公園のコスモス「ドワーフセンセーション」が見頃になっています。
花の丘では約400万本のコスモス(ドワーフセンセーション)が丘を吹く秋の風に揺れています。
原っぱ東広場の「ハッピーリング」は見頃を終えてしまいましたが、原っぱ西広場に植えられた黄色いコスモス「サンセットイエロー」と「イエローガーデン」が見頃間近になり、「イエローキャンパス」も開花を始めました。
澄み切った青空の中で約80万本のコスモスが一輪、又一輪と黄色く染まっていきます。
赤・白・ピンク・赤紫のドワーフセンセーションは10月中旬まで、黄色いコスモスは11月上旬まで見頃が続きます。
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