沖縄県所有の練習船「海邦丸」横浜へ入港 ― 2024年10月29日 16時42分16秒
昨日の9時30分頃、沖縄県所有の練習船「海邦丸」が横浜に入港してきました。
朝靄の中、横浜ベイブリッジの下を通る「海邦丸」です。小さくてよく見えません。紺色の自動車運搬船の船尾近くに見える白い船が「海邦丸」です。
船尾側、後方に見える橋は、首都高速道路・湾岸線が走る「鶴見つばさ橋」です。
左に見えるのは、太平洋製糖(株)です。「横浜・さとうのふるさと館」を開設していましたが、2004年5月に閉館しています。
手前の赤い灯台は「横浜北水堤灯台」です。 明治29年(1896年)5月に完成し、長い間行きかう船舶を見守り続けてきた、東京湾最古の灯台です。 灯器はLEDに変更されましたが今でも光を放ち、「赤灯台」と呼ばれて市民に親しまれています。
風力発電装置は横浜市風力発電所の「ハマウィング」です。
横浜みなとみらい21地区の高層ビル群が並びます。
左端の黒いビルは「横浜北仲ノットのザ・タワー横浜北仲」、その手前の白いビルは「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」、その手前に「横浜赤レンガ倉庫」、その手前の白いf船は「マリーンルージュ」、中央左寄りの背の高いビルは「横浜ランドマークタワー」、右の方へ段々になった3つのビル「クイーンズスクエア横浜」と「横浜ベイホテル東急」が並びます。その右のヨットの帆を模した建物は「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」で、手前の白い船は海上保安庁の国内最大の巡視船「PLH-32 あきつしま」です。
「歓迎」「ようこそ」という意味を表す国際信号旗が振られる中、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に接岸します。
この国際信号旗は上から、単独では「U」、「W」、「2」を表す国際信号旗が組み合わされ、「歓迎」を意味する国際信号旗になります。上の2つ、「U」と「W」だけの組み合わせだと「ご安航を祈る」という意味になります。
左に転回し、大さん橋に右舷接岸します。
「海邦丸」は沖縄県が所有し、沖縄県立沖縄水産高等学校と沖縄県立宮古総合実業高等学校の実習に使用されている漁業実習船です。
この船は「海邦丸」としては6代目になり、2020年に完成して2021年4月に実習船として初出航しています。
今回の航海は10月23日に沖縄県宮古島市の平良港を出航し、20日間の航海で横浜、神戸に寄港しながら航海技術などの実習を行うものです。
「海邦丸(KAIHO MARU)の総トン数は699トン、全長59m、最大幅10mと、実習船としては全国トップクラスの大きさになります。
ファンネル(煙突)には沖縄県のロゴマークが描かれていました。
「海邦丸」は10月31日の14時頃に那覇に向けて出港する予定です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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