自衛隊の対戦車ヘリ「AH-1S」コブラ ― 2024年10月23日 21時22分31秒
陸上自衛隊の対戦車ヘリコプター「AH-1S」です。
「AH-1」はベル・ヘリコプター・テキストロン(ベル・エアクラフト)社が開発した対戦車ヘリコプターで、攻撃型ヘリコプターとしては世界で初めて開発されたものです。
愛称で「COBRA(コブラ)」と呼ばれています。
日本の陸上自衛隊で使用している機体は現在、富士重工業(エンジンは川崎重工業)によってライセンス生産されているといいます。
エンジンの排熱で空気の揺らぎが起こり、陽炎(かげろう)になります。
同じ「AH-1S」です。手前は登録記号が73463(JG-3463)、向こうは73444(JG-73444)です。
前が73463(JG-3463)、後ろは73444(JG-73444)です。
上の写真は登録番号73463(JG-3463)で、下は73453(JG-3453)です。同じ機種なので機体に書かれた番号以外では区別出来ないですね。
機種名の「AH-1」とは「Attack Helicopter 1」(攻撃ヘリコプター1型)の略です。被弾を防ぐために胴体幅が狭く設計されています。
陸上自衛隊のヘリコプターは災害救助などで活躍してくれますが、攻撃型というのはちょっと抵抗があります。
展示飛行を終えて着陸してきました。
乗員2人ですが機体の幅が狭いので、前席に射撃手、後席に操縦士が縦一列に搭乗する、タンデム式コックピットを採用しています。射撃手が前席なんですね。
陸上自衛隊立川駐屯地での航空祭にて。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
U.S. AIR FORCE Bell UH-1N Iroquois / Huey 74-96645 ― 2024年10月10日 12時58分57秒
横浜港の上空にアメリカ空軍のヘリコプターが飛んできました。 Bellの UH-1N Iroquois(イロコイ)です。
機体記号74-96645。
UH-1シリーズは、開発当初の呼称 HU-1 から、「Huey(ヒューイ)」の愛称で呼ばれています。
UH-1NはUH-1のエンジンを2基に増備したもので、ツインヒューイとも呼ばれています。
双発にした関係からか、機体の上部がかなり膨らんで見えます。
UH-1は米軍が採用した最初のタービン駆動ヘリコプターで、もともとは負傷者の移送のためのヘリコプターとして設計されたものですが、長期にわたる運用中に他の任務のために様々な改造型が開発されました。
一度視界から消えてから20分ほどして戻って来て、またどこかへ行ってしまいました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
羽田空港のキャラクターデザインジェット機 ― 2024年10月06日 11時54分53秒
羽田空港で見かけたキャラクターデザイン航空機です。
ANA(全日空)のスター・ウォーズデザイン。C-3POをイメージした、JA743A(BOEING777-200)です。
こちらもANAのスター・ウォーズデザインで、R2-D2をイメージした JA873A(BOEING787-9)です。
AIRDO(エアドゥ)の「ロコンジェット北海道」 JA607A(BOEING 767-300)です。ポケモン(ポケット・モンスター)のキャラクター、きつねポケモンのロコンがデザインされています。
こちらもポケモンデザインで、ANA(全日空)のイーブイジェット JA784A(BOEING 777-300ER)です。ANAの「そらとぶピカチュウプロジェクト」で、ピカチュウジェットに次ぐ2番目の機体になります。
イーブイとシャワーズ、サンダース、ブースターなどの進化形のポケモンがピカチュウと一緒に未来に向かって力強く前進していく姿を描いています。
SKYMARK(スカイマーク)のポケモンジェット JA73NG(BOEING 737-800)です。ポケモンは飛行機会社にも人気があるようです。 スカイマークの「空飛ぶピカチュウプロジェクト」の2号機になります。
ウイングレット(翼の先端)にもピカチュウが描かれているのが、かわいいですね。
それぞれの航空会社で機内デザインやグッズ、搭乗記念品など、子供にも楽しんでもらえるような工夫をしているようです。一度乗ってみたいのですが、チャンスがありません。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
夕暮れの羽田空港 ― 2024年10月05日 18時42分25秒
羽田空港撮影記4 第2ターミナル ― 2024年10月01日 11時40分52秒
羽田空港撮影記です。
ソラムナード羽田緑地、第3ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナルと回ったので、撮影場所順に4回に分けてアップしています。今回はその最終回、第2ターミナル5階 展望デッキになります。
第1回:ソラムナード羽田緑地はこちら。
第2回:第3ターミナルはこちら。
第3回:第1ターミナルはこちら。
第2ターミナルからは、東京湾方向を建物の邪魔もなく見ることが出来ます。滑走路はC滑走路です。
この日は北風運用だったので、C滑走路の右側から着陸機が侵入し、離陸機は左方向へテイクオフします。
全日空(ANA)のスター・ウォーズ塗装がやってきました。R2-D2をイメージしています。
機体はBOEING 787-9を使用しています。
日本航空(JAL)のAIRBUS A350-1000です。ウイングレット(翼端板)が立っていることにより、空気抵抗を減らし、燃費を向上させる効果があるといいます。ただカッコイイからだけじゃないんですね。
下の機体はAIRBUS A350-900です。A350-900は314席規模です。上の写真のA350-1000はその胴体延長型で350席規模になります。
第2ターミナル展望デッキからは、ほぼ正面に葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」、その左に「東京ゲートブリッジ」を見ることができます。
米国のデルタ航空、AIRBUS A330-900が離陸していきました。胴体下に見えるのが東京ゲートブリッジ、尾翼付近に見えるのが「ダイヤと花の大観覧車」です。
全日空(ANA)の BOEING 737-800 です。
日本航空(JAL)AIRBUS A350-1000のエンジン部分と主翼のアップです。
太陽の光を雲が遮って、斜光線の一部の光だけが飛行機と雲、建物に当たっています。ちょっと不思議な光景です。
ウィングレットのANAマークが垂直尾翼の様で、3機いるように見えます。
エアドゥ(AIR DO)のBOEING 767-300です。
手前は全日空(ANA)のBOEING 777-200、奥はBOEING 767-300です。見た目区別ができませんが、767は中型機で、777はワイドボディの大型機になります。
米国アメリカン航空のBOEING 777-200です。
北風運用なので海外の旅客機もC滑走路から離陸します。(一部はD滑走路から離陸)
第2ターミナル展望デッキの左方向には東京スカイツリーが見えます。
米国デルタ航空のAIRBUS A350-900です。
米国ユナイテッド航空のBOEING 777-200です。
中国南方航空のAIRBUS A330-300です。東京スカイツリーが機体に突き刺さりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
羽田空港撮影記3 第1ターミナル ― 2024年09月30日 04時15分26秒
羽田空港撮影記です。ソラムナード羽田緑地、第3ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナルと回ったので、撮影場所順に4回に分けてアップしています。
第1回:ソラムナード羽田緑地はこちら。
第2回:第3ターミナルはこちら。
羽田空港は風向きによって飛行機の侵入方向が変わります。
この日は北風運用だったので下図のような方向から離着陸していました。
南風運用の場合は15時~19時以外の時間帯は下図のようになり、
15時~19時は下図のように離着陸の方向が変わります。
但し、風向きは一日の中でも変化し、状況によって運用方法は変わってくるので、現地に行ってみないと分かりません。
第1ターミナルです。
午後は第1ターミナルから見る滑走路や駐機場は逆光になります。
正面に第3ターミナルの建物があります。天気が良ければ建物の右上あたりに富士山が見えます。
飛行機全体の写真を撮るなら、第1ターミナルの場合は午前中の順光の方が良いかなと・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
立川駐屯地創立51周年記念航空祭 ― 2024年09月29日 21時03分22秒
今日、国営昭和記念公園へ行こうとしていたら、隣接する自衛隊立川駐屯地で「立川駐屯地創立51周年記念航空祭」というのをやっているというので、公園はやめて急遽自衛隊基地へ。
「51周年記念」って、半端な数字ですね。
救助犬が3頭位いて、愛嬌を振りまいていました。救助犬は一般の人が撫でたりしても大丈夫なんですね。 優しい顔をしています。
この地は陸上自衛隊が運営する「立川飛行場」で、立川広域防災基地としての役割があることから、東京消防庁航空隊多摩航空センターや警視庁航空隊立川飛行センターが併設され、共用しています。
なので、警視庁や東京消防庁の車両も展示されていました。
何故か「ホンダジェット」も展示されて、ポストカードまで配っていました。
ヘリコプターの編隊飛行が始まりました。小さすぎて鳥が飛んでいるようにしか見えません。
自衛隊だけではなく、東京消防庁や警視庁航空隊のヘリコプターも編隊を組んでいます。
やっと近づいてきてくれました。赤いのは東京消防庁のヘリコプターです。
立川飛行場は立川広域防災基地としての役割も担っているので、演目は起震車による地震体験など、災害救助活動の実演が中心になっているようです。
東京消防庁、陸上自衛隊、警視庁それぞれの救助活動を紹介しています。
地上での消防車などによる消火活動に加えて、陸上自衛隊や東京消防庁のヘリコプターが消火活動を行います。
上から陸上自衛隊、東京消防庁、警視庁のヘリコプターです。なんだかぶつかりそうでヒヤヒヤします。
OH-1 観測ヘリコプター、愛称ニンジャ、オメガです。
AH-1S 対戦車ヘリコプター、愛称コブラです。
お昼の12時過ぎまで会場に居ました。昭和記念公園には行けなかったけど、結構楽しめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
羽田空港撮影記2 第3ターミナル展望デッキ ― 2024年09月29日 04時44分03秒
羽田空港撮影記です。ソラムナード羽田緑地、第3ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナルと回ったので、撮影場所順に4回に分けてアップしています。
第1回:ソラムナード羽田緑地はこちら。
羽田空港第3ターミナルは5階に展望台があります。ちょっと出っ張った場所を中心に、左右に展望台が伸びています。
ここからも東京湾アクアラインの「海ほたる」と「風の塔」が見えました。
建物の向こうからA滑走路に飛行機が着陸してきます。飛行機のエンジンとビル屋上からの熱気で陽炎が出て、少し空気が揺らいでいます。
この日は北風運用だったので、第3ターミナルからは右側から着陸してくる飛行機が見られました。
真正面に第1ターミナルがあります。赤い文字で「東京国際空港」と書かれています。
午前中は滑走路方向が逆光ですが、午後には順光になります。
第3ターミナルは国際線のターミナルなので、海外の旅客機はここで見ることが出来ます。
2008年から2011年までの間一時期見られなかったJALの「鶴丸」マークは、デザイン的にも世界一だと思います。復活してくれて良かった・・・
American Airlines(アメリカン航空)の塗装はいかにもアメリカという感じです。
次回は第1ターミナルからです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
羽田空港撮影記 1 ソラムナード羽田緑地 ― 2024年09月28日 10時32分19秒
初めて、羽田空港へ飛行機を撮影しに行きました。
搭乗の待ち時間に展望デッキから飛行機を眺めることはありますが、撮影目的で行ったのは初めてです。
ソラムナード羽田緑地、第3ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナルと回ったので、撮影場所順に4回に分けてアップします。
第1回はソラムナード羽田緑地です。上の地図、赤いラインの部分になり、東端に展望テラスがあります。
今年4月1日に全面オープンした親水緑地で、端から端までの長さは2kmあります。
ソラムナード羽田緑地は多摩川に沿っていて、水鳥たちのオアシスになっています。サギやシギが餌をついばんでいました。
ソラムナード羽田緑地展望テラスです。爽やかな風が吹いています。
東京モノレール羽田空港線が走っていました。手前には環状8号線が通っています。
写真をクリック又はタップして拡大して見て下さい。
写真下の滑走路はD滑走路です。
着陸機の数は多く、各国の飛行機が重なるように飛んでいます。
右下後方に小さく見えるのはD滑走路に着陸した飛行機です。
格納庫をバックに着陸していきます。
エンジンの排熱で画面全体に陽炎がかかります。
スカイマーク航空のポケモンジェットがやってきました。
次回は第3ターミナルから。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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