海上保安庁の巡視艇「PC-22 はまぐも」 ― 2022年05月24日 18時41分56秒
海上保安庁、第三管区海上保安本部、横浜海上保安部に所属する巡視艇「PC-22 はまぐも」です。
赤灯台の横を通っていきます。
灯台の向こうに見えるのは太平洋製糖(株)です。「横浜・さとうのふるさと館」を開設していましたが、2004年5月に閉館しています。
巡視艇の「PC」は「Patrol Craft」の略 で、大きさにより35メートル型、30メートル型、23メートル型に分けられます。 海上保安庁では、35メートル型以下の船は「巡視船」ではなく「巡視艇」といいます。
「はまぐも」は、総トン数:110トン、全長:35メートル、最大幅:6.3メートルです。 PCの中では35メートル型の一番大きいクラスになります。 1999年(平成11年)8月27日に就役しました。
操舵室上に放水銃を1基(毎分2,000リットル)、その後方に設けた放水塔上にも1基(毎分5,000リットル)搭載した、消防巡視艇になっています。
放水塔上の放水銃は海面上17メートルの高さまで伸ばすことができ、粉末消火剤のノズル(毎秒40キログラム)も併設されています。これらの放水銃は、いずれも監視カメラと連動して操作することができます。
消火剤としては、泡原液を約5,300リットル、粉末消火剤を約2,000キログラム搭載しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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