栄誉の殿堂入りのバラ(5)ダブルディライト(Double Delight) ― 2021年05月20日 16時20分59秒
イギリスのロンドンに本拠地を置き世界37ヶ国のバラ会が加盟する、世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)が、3年に一度「世界バラ会議」という世界大会を開催しています。
1971年にニュージーランドで第1回大会が開催され、これまで第18回大会(デンマーク・コペンハーゲン)までが開催されています。
次回第19回大会は2022年10月にオーストラリアのアデレードで、20回大会は2025年5月に日本の福山市(広島県)で開催される予定です。 第19回大会は今年(2021年)10月に開催される予定でしたが、コロナ禍の為19回と20回の開催がそれぞれ延期されました。
世界バラ会議では、1976年の第3回大会(イギリス・オックスフォード)から、毎回1品種を「栄誉の殿堂入りのバラ」として選んでいます。 (2006年の第14回大阪大会では2品種が選ばれました) 本ブログでは、「栄誉の殿堂」入りをしたバラを、第3回大会で最初の殿堂入りをした「ピース」から、順に紹介しています。
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今回は、第7回大会(1985年、カナダ・トロント)で選ばれた、「ダブルディライト(Double Delight)」です。
ダブルディライト(Double Delight) 作出年:1976年 作出国:アメリカ(Swim,H.C.&Ellis,A.E. ) 系統:ハイブリッドティー( HT: Hybrid Tea )
黄色みがかった白地にとても強く紅色の覆輪が入る、独特の花色を持つ薔薇です。開花につれて花の周りの紅色が濃くなっていきます。
柑橘系の、フルーティな良い香りがします。
ダブルディライト(Double Delight)はその読み方から、ダブルデイライト(Double Daylight)と間違えられやすいのですが、太陽の光、日光を意味する Daylight ではなくて「喜び」の Delight です。二重の喜びというような意味になります。
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