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マダガスカルに住む動物たち2020年09月21日 09時57分50秒

恩賜上野動物園にいた、マダガスカルに住む動物たち。
マダガスカル島は、アフリカ大陸の南東400㎞のインド洋上に浮かぶ島です。
アフリカに近いにもかかわらず独特な動植物相を形成し、マダガスカルに住む動物たちのほとんどがマダガスカル固有種とされています。


マダガスカルトキ
マダガスカルトキ
マダガスカルトキ(学名::Lophotibis cristata) は、ペリカン目、トキ科、マダガスカルトキ属に分類される鳥類です。本種のみでマダガスカルトキ属を構成します。マダガスカルの特産種です。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、準絶滅危惧種(Near Threatened)に指定されています。


フォッサ
フォッサ

フォッサ
フォッサ(学名:Cryptoprocta ferox) は、哺乳綱、食肉目、マダガスカルマングース科、フォッサ属に分類される食肉類です。本種のみでフォッサ属を構成します。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、絶滅の危機が増大している種(Vulnerable) に指定されています。


ワオキツネザル
ワオキツネザル
ワオキツネザル(輪尾狐猿、Lemur catta) は、霊長目、キツネザル科、ワオキツネザル属に分類される霊長類です。本種のみでワオキツネザル属を構成します。
マダガスカルのみに生息する固有種で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、近い将来絶滅の危険性が高い種(ENDANGERED)に指定されています。


アイアイ
アイアイ
(アイアイは夜行性なので真っ暗な屋内で展示されていますが、上野動物園では新型コロナウィルスによる感染拡大防止のため、現在屋内展示場は全て非公開となっています。この写真のみ2019年8月に撮影したものです。)
アイアイ(学名:Daubentonia madagascariensis )は、哺乳綱霊長目、アイアイ科、アイアイ属に分類される霊長類で、現生種では本種のみでアイアイ科アイアイ属を構成しています。
1962年に発表された日本の童謡「アイアイ」では、南の島に住む丸い目と長い尻尾を持った可愛らしいおさるさんとして歌われていますが、現地マダガスカルでは「悪魔の使い」として気味悪がられているということです。
マダガスカルのみに生息する固有種で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、近い将来絶滅の危険性が高い種(ENDANGERED)に指定されています。


マダガスカルは、かつては国土の80%以上が原生林に覆われていましたが、無謀な焼畑農業、木材や薪を得るための森林伐採が進み、現在ではその90%以上が失われてしまったといいます。
地球全体から見ても貴重な動植物が存在するマダガスカルを保護するため、多くの国際的な保護援助活動が行われています。
マダガスカルに生息する絶滅危惧種の動物たち。完全に絶滅してしまった訳ではないので、まだ助かる。 まだたすかる、マダガスカル・・・・ここ!



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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