港の見える丘公園 Vol.3 ― 2012年10月27日 13時55分28秒
1947年(昭和22年)に平野愛子という歌手が歌って大ヒットした歌謡曲「港が見える丘」の歌碑が展望広場にあります。
♪あなたと二人で来た丘は 港が見える丘・・・
後年数多くの歌手にカバーされているので、若い人でも知っている人は多いと思います。
「港の見える丘公園」の名称はこの曲のタイトルから取られています。
展望台です。見学に来ているのは修学旅行の中学生でしょうか。
後年数多くの歌手にカバーされているので、若い人でも知っている人は多いと思います。
「港の見える丘公園」の名称はこの曲のタイトルから取られています。
展望台です。見学に来ているのは修学旅行の中学生でしょうか。
水飲み場ですが、変った形をしています。船のスクリューの形でもなさそうです。
広場という空間の中で調和したデザインが、初めて来た人にもデジャヴ的な感覚を覚えさせます。あれっ、ここ前にも来た事あるかな?!みたいな・・・
設計・デザインは山手総合計画研究所という会社です。
上の写真、スピーカーの右に見える、旗が掲げられた鉄塔は何でしょうか?
設計・デザインは山手総合計画研究所という会社です。
上の写真、スピーカーの右に見える、旗が掲げられた鉄塔は何でしょうか?
これは、東洋信号通信社という会社です。本社は大黒ふ頭にあります。
掲げられた旗は「国際信号旗」です。海上で船舶間での通信に使用される世界共通の旗です。
お祝いの時には船首から船尾まで国際信号旗を掲げる「満船飾」が行われます。
この鉄塔の国際信号旗の組み合わせは下のようになっています。
掲げられた旗は「国際信号旗」です。海上で船舶間での通信に使用される世界共通の旗です。
お祝いの時には船首から船尾まで国際信号旗を掲げる「満船飾」が行われます。
この鉄塔の国際信号旗の組み合わせは下のようになっています。

上から「A」「H」「H」「W」を表します。
どういう意味なんでしょうか?調べても分かりません。東洋信号通信社に直接聞いてみました。
『現在の国際信号書(国際信号旗の使い方を定めた書籍)には記載されていませんが、昭和8年頃の国際信号書にはこの組み合わせが記載されていました。意味は、場所を表す「本牧鼻(ほんもくはな)」です。「鼻」は先端というような言葉です。正確には分かりませんが、1900年頃から1933年頃まで使われていたと思われます。現在では正式に意味を持ったものではありませんが、映画「コクリコ坂から」の記念スポットも出来たことであり、掲げさせていただいております。」大筋この様なお話しでした。
その「コクリコ坂から」の記念スポットはこちらです。
こちらの国際信号旗は「U」「W」です。この2枚の旗の組み合わせは、「安航を祈る」(安全な航行を祈ります)を意味します。
「コクリコ坂から」で松崎海ちゃんが毎朝掲げていたU・W旗を掲揚するポールと、パネルが設置されています。今年の3月22日に設置されました。
どういう意味なんでしょうか?調べても分かりません。東洋信号通信社に直接聞いてみました。
『現在の国際信号書(国際信号旗の使い方を定めた書籍)には記載されていませんが、昭和8年頃の国際信号書にはこの組み合わせが記載されていました。意味は、場所を表す「本牧鼻(ほんもくはな)」です。「鼻」は先端というような言葉です。正確には分かりませんが、1900年頃から1933年頃まで使われていたと思われます。現在では正式に意味を持ったものではありませんが、映画「コクリコ坂から」の記念スポットも出来たことであり、掲げさせていただいております。」大筋この様なお話しでした。
その「コクリコ坂から」の記念スポットはこちらです。
こちらの国際信号旗は「U」「W」です。この2枚の旗の組み合わせは、「安航を祈る」(安全な航行を祈ります)を意味します。
「コクリコ坂から」で松崎海ちゃんが毎朝掲げていたU・W旗を掲揚するポールと、パネルが設置されています。今年の3月22日に設置されました。
「港の見える丘公園」から見える横浜港です。ベイブリッジや手前にある建物の灯りで、夜景が綺麗だと言われています。
マリンタワーの右はヨットの帆をイメージしたヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテル、船(ロイヤルウイング)が停泊している横浜港大さん橋国際客船ターミナルです。
右手前の赤と白の線が入った煙突の船は氷川丸です。
残念ながら、展望台からみなとみらい地区の全景を見ることは出来ません。フランス山の木立が邪魔をしてしまうようです。
でも、この自然の木々が歴史的建造物と近代的な建物との調和を図ってくれているような気がします。
次回はイギリス山地区へ向かいたいと思います。
でも、この自然の木々が歴史的建造物と近代的な建物との調和を図ってくれているような気がします。
次回はイギリス山地区へ向かいたいと思います。
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