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プーシキン美術館展──旅するフランス風景画2018年04月20日 18時20分45秒

昨日、「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画(Masterpieces of French Landscape Paintings from The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow)」を観に行ってきました。

プーシキン美術館はモスクワ中心部にある国立美術館で、1912年にモスクワ大学の付属美術館として開館、1937年に文豪アレクサンドル・プーシキンの没後100年を記念して現在の名前に改称されました。
古代エジプトから近代までの絵画、版画、彫刻などを幅広く収集していますが、特に印象派を中心とするフランス近代絵画コレクションは、世界屈指といわれています。
プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画
今回の展覧会では風景画というジャンルに特定し、17世紀から20世紀の風景画65点が来日しました。
神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、そして想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸に、巨匠たちが捉えた風景を「旅」の視点を交えながらたどっていきます。
プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画

第1章:近代絵画の源流
第2章:自然への賛美
第3章:大都市パリの風景画
第4章:パリ近郊 ― 身近な自然へのまなざし
第5章:南へ ― 新たな光と風景
第6章:海を渡って / 想像の世界
という6章で構成され、ロラン、ミレー、コロー、クールベ、ルノワール、モネ、シスレー、ピサロ、セザンヌ、マティス、ピカソ、ゴーガン、ルソーなど巨匠たちが愛した、光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」に誘(いざな)ってくれます。

公式図録は、旅の思い出を綴じ込んだスケッチブックをイメージした、横245㎜×縦190㎜の横型です。
65点の名画の紹介に256ページを使った公式図録は、作品解説だけではなく、地図や歴史背景など内容はぎっしり。豊富な内容で、風景画の名作と共にフランスの街と歴史を旅することが出来ます。

ジャケットに巻く帯は、モネ「草上の昼食」、ドラン「港に並ぶヨット」、コワニエとプラスカサットの共作「牛のいる風景」、ルソー「馬を襲うジャガー」の4種類から選ぶことが出来ます。
1冊2,300円ですが、着せ替え帯が4枚セットになった完全版2,500円も用意されています。


プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」開催概要
開催会場:東京都美術館 企画展示室 (東京・上野公園)
開催期間;2018年4月14日(土)~7月8日(日)
休室日:月曜日 ※4月30日は開室
開室時間:9:30~17:30 ※金曜は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで

同展は東京展の後、2018年7月21日(土)~10月14日(日)の期間、大阪・中之島の国立国際美術館でも開催されます。

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上野公園へ行ったのでついでに上野動物園の子パンダ、シャンシャン(香香)に会ってきました。

上野動物園のシャンシャン
2017年6月12日に生まれたシャンシャンは生後10ヶ月余り。
上野動物園のシャンシャン
かなり大きくなりましたが、まだまだお茶目なお嬢ちゃんぶりを発揮して動き回っています。
上野動物園のシャンシャン

お父さんパンダのリーリー(力力)は相変わらず我関せずと、マイペースで食事に勤しんでいました。
上野動物園のリーリー

東京国立博物館・平成館 特別展示室で開催されている「名作誕生-つながる日本美術」にも行ってみたかったのですが、プーシキン美術館展で時間がかかってしまったので、又の機会に行こうと思います。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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