ニットを着たママン@六本木ヒルズ ― 2018年05月01日 19時43分25秒
ブロンズ、ステンレス、大理石で作られていて、足を置く直径は約9m、高さは10m23㎝もあります。
ちょっと不気味な感じもしますが、「世界中から人が集まり、新たな情報を紡ぐ場の象徴」として六本木ヒルズの玄関口に展示され、人々の待ち合わせ場所としても利用されています。
「蜘蛛の所でねっ。」って、目立つのですぐに分かります。
その『ママン』がニットを纏ってすっかり可愛くなっていました。
これは、マグダ・セイエグによるニットを使ったインスタレーションです。
テキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグは、街にある無機質なものに毛糸の編み物を被せ、都市の風景を変容させるというアートプロジェクトを行っており、今回がアジアで初めての展示となります。
ルイーズ・ブルジョワ自身の母親への憧憬が込められているという『ママン』のお腹の中には20個の大理石の卵が入っています。
このインスタレーションは、2003年(平成15年)4月25日に開業した六本木ヒルズが15周年になるのを記念して、4月25日から5月27日(日)まで開催されています。
『ママン』と66プラザを囲む柱が毛糸の編み物で覆われ、66プラザの光景が一変しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
森美術館 建築の日本展 ― 2018年05月02日 10時03分30秒
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念として、森タワー53階の森美術館で「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が開催されています。
日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。
本展では、古くは縄文時代の住居から、現在進行中のものや未来の計画案を含む最新の現代建築まで100プロジェクトを、総数400点を超える展示資料で紹介しています。
本展は、日本の建築を読み解く鍵と考えられる特質から、以下の9つの章で構成されています。
1. 可能性としての木造
2. 超越する美学
3. 安らかなる屋根
4. 建築としての工芸
5. 連なる空間
6. 開かれた折衷
7. 集まって生きる形
8. 発見された日本
9. 共生する自然
北川原温《ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ》
「ミラノ国際博覧会2015日本館」のために制作された「立体木格子」と称する木組みを再現しています。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
国宝 《待庵(たいあん)》
千利休の作と伝えられ、現存する茶室建築としては日本最古の国宝《待庵》(京都府・妙喜庵)は、「わび」の思想を空間化したもので、日本文化を語る上で欠くことのできない建築の一つです。
この展示では原寸スケールで再現し、二畳の茶席やにじり口(出入口)でよく知られる極小空間を実際に中に入って体感することが出来ます。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
《ブックラウンジ》 丹下健三研究室《香川県庁舎間仕切り棚》ほか
剣持勇や長大作など戦後のモダニズム建築を彩ってきたデザイナーによる名作家具は、美術館に収蔵されているものも多く、通常、展覧会で展示されても手に触れることはできません。
本展では、今なお現役で使用されているこれらのオリジナルの家具を集め、実際に座ることができるラウンジを展示室内に設けています。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
丹下健三 《住居(丹下健三自邸)》模型
丹下健三が、桂離宮など日本の古建築を再解釈し、建築の新たな創造の可能性を拓いた《自邸》(現存せず)を1/3の模型で再現しています。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※「六本木アートナイト2018」開催に伴い、5月26日(土)は翌朝6:00まで開館延長(最終入館 5:30)
エスカレーターに長蛇の列! ― 2018年05月05日 10時41分25秒
ヤマボウシ(山法師、山帽子、学名 Cornus kousa )はミズキ科の落葉低木で、遠くから見るとまるでたくさんの白い蝶が羽を広げてとまっているように綺麗で、人目を引きます。
実はこの白い花は花びらではなく、総苞片といって蕾を包んでいた葉っぱのようなものだそうですが。
その日比谷公園のすぐ横には、3月25日にオープンした「東京ミッドタウン日比谷」があります。
東京ミッドタウン日比谷 6階のパークビューガーデンからは日比谷公園を一望することが出来ます。
昨日、5月4日はゴールデンウィーク真っただ中の「みどりの日」。
東京ミッドタウン日比谷には大勢の人が押しかけ、エスカレーターに乗る人が各フロアで長蛇の列を作っています。エレベーターも20分待ちだと警備の人が言っていました。
東京ディズニーリゾートのアトラクションのような待ち列です。
「みんな暇なんだなー」と思うのですが、私もその中の一人です。
東京ミッドタウン日比谷は、地上35階建て(高さ約192メートル)、延べ床面積は約18万9000平方メートルという高層ビルです。
1階から6階が商業施設フロアで、TOHOシネマズ日比谷など約60のテナントが入ります。
「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」、「ダイバーシティ東京」、「ラゾーナ川崎プラザ」などで使える「三井ショッピングパークカード」や「ラゾーナ川崎プラザカード」がポイントや駐車場割引などのサービスで使えるのですが、「東京ミッドタウンカード」はサービス対象にならないので、注意が必要です。
「東京ミッドタウンカード」なのにどうして使えないの・・・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
横浜港に大型客船3隻同時入港 ― 2018年05月06日 20時23分36秒
ゴールデンウィーク最終日の今日、横浜港に3隻の大型客船が入港しました。
船首後方に見えるのは横浜マリンタワーです。
ノルウェージャン・ジュエルの前を「スカイダック横浜」 (水陸両用バス)が横切っていきました。
ノルウェージャン・ジュエルの総トン数は93,502トン。全長294メートル、全幅32.2メートルあります。今年4月1日に横浜港へ初入港して、4月28日に次いで3回目の入港です。
ノルウェージャン・クルーズラインの客船は、船体に鮮やかなデザインが施されているのが特徴です。
大さん橋で「ノルウェージャン・ジュエル」と反対側に停泊しているのは「商船三井客船株式会社」が運行する「にっぽん丸」です。
「にっぽん丸」は総トン数22,472トン、全長166.6メートル、全幅24メートルと小さめですが、世界一周クルーズも行う外航クルーズ船です。
にっぽん丸の船尾、横浜ベイブリッジの向こうに停泊しているのは、パナマ船籍で「MSCクルーズ」が運行する「MSCスプレンディダ(MSC Splendida)」です。
今年4月27日に横浜港へ初入港して2回目の入港です。
MSCスプレンディダは、総トン数137,936トン、全長333.3メートル、全幅37.92メートルと超大型なので、ベイブリッジの下を通れません。仕方がないので、ベイブリッジの外側にある大黒ふ頭に着岸しています。
船首には「地中海輝煌號」と中国語でも書かれていました。
正午頃、にっぽん丸が徳島に向けて出港していきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
神代植物公園「春のバラフェスタ 2018」 Vol.1 ― 2018年05月07日 15時20分48秒
東京都調布市にある都立神代植物公園で「春のバラフェスタ 2018」が明日5月8日(火)から5月31日(木)まで開催されます。
期間中は、「香りのモーニングツアー」や「バラの栽培方法や楽しみ方の講演会」、「バラ園コンサート」などのイベントが催されます。
また、4月21日からは「ハクメイとミコチ」とのコラボ企画「ハクメイとミコチ 植物園の歩き方」も開催されていて、好評を博しています。
「春のバラフェスタ」では、世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞した「ばら園」で、約400品種、約5,200株のバラが咲き誇ります。
「春のバラフェスタ」の開催は明日からですが、今年のバラの開花は例年よりも早く、バラ園ではすでにほとんどのバラが見頃になっています。
バラ園のバラを写真に撮ってきましたが、整理をしても103品種、123枚の写真になってしまいました。
このブログでは24時間で50枚という写真アップロードの制限があるので、3日位に分けてUPしたいと思います。
マチルダ
クイーン・オブ・神代
薫乃(かおるの)
ムーン・シャドウ
つるバラ・グランメール・ジェニー
新雪
モンパルナス
夢香(ゆめか)
ブレネンデ・リーベ
つるバラ・エデン・ローズ
天津乙女(あまつおとめ)
つるバラ・ブルー・ムーン
ピンク・シフォン
ロザンナ
ふれ太鼓
ピエール・ドゥ・ロンサール
つるバラ・フラウ・カール・ドルシュキ
ラヴィーニア
つるバラ・ゴールド・バニー
うらら
桜霞(さくらがすみ)
つるバラ・リトル・アーティスト
アンクル・ウォルター
マダム・ヒデ
ゴールドクローネ
ファラオン
ブライダル・ピンク
ザンブラ
シャルダン・ドゥ・フランス
アップロード制限により、以後24時間は写真をアップロードできなくなりました。
今日のつづきはまた明日。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
神代植物公園「春のバラフェスタ 2018」 Vol.2 ― 2018年05月08日 16時03分41秒
今日の話は昨日のつづき。
栄光
ブルー・パーフューム
希望
エレガント・レディ
コロラマ
ドフトゴールド
コティヨン
芳純
チェリッシュ
ダブル・ディライト
シャルル・ド・ゴール
乾杯
マジョレット
ブラック・ティー
朝雲
メルヘンケニギン
ラバグルート
秋月(しゅうげつ)
錦絵
プリンセス・ドゥ・モナコ
クリスチャン・ディオール
銀世界
セブンティーン
サマー・ドリーム
星光(せいこう)
アメリカーナ
ホワイト・クリスマス
ブルー・ムーン
夕霧
レッドキャップ
プリンセス・ミチコ
銀嶺
モンタナ
アメリカズ・ジュニア・ミス
プリンセス・サヤコ
ロイヤル・ハイネス
ミスター・リンカーン
ファルツァー・ゴールド
マリア・カラス
モナ・リザ
フィデリオ
アップロード制限により、以後24時間は写真をアップロードできなくなりました。
今日のつづきはまた明日。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
神代植物公園「春のバラフェスタ 2018」 Vol.3 ― 2018年05月09日 11時10分32秒
都立神代植物公園で昨日5月8日から31日(木)まで開催されている「春のバラフェスタ 2018」。
この3日間は雨模様の寒い日が続きましたが、今降っている雨もじきに止み、土曜日にかけて晴れて暖かい日が戻ってくるようです。
今年のバラは例年より開花が早く、400種5,200株のバラがバラ園一面に咲き誇っています。
今日のような雨のち曇りという天気の日は、直射日光が当たらない柔らかい光の中で、花びらに残った水滴が光ります。花の色がより鮮やかに見える絶好のバラ鑑賞日和になります。
かざぐるま
カナスタ
アイスバーグ
イングリッド・バーグマン
フロリック
ブルー・バユー
ゴールドマリー
ブライダル・ホワイト
クイーン・エリザベス
ジャニナ
ムーンスプライト
コーラス
ファンファーレ
フレグラント・アプリコット
ヒート・ウェイブ
聖火
ヘレン・トローベル
聖火
ピース
ピンク・パンサー
ルビー・リップス
フレンチ・レース
カトリーヌ・ドヌーブ
ピンク・フレンチ・レース
スヴェニール・ド・アンネ・フランク
プリンセス・チチブ
クラウス・シュテルテベカー
緑光(りょっこう)
マガリ
アビゲイル
フラワー・ガール
ジョン・F・ケネディ
カリーナ
24時間以内の写真のアップロード数が50枚までという制限がある為、3日間に分割して123枚のバラの写真をアップさせていただきました。
私も疲れましたが、ご覧いただいた皆さんも疲れたことと思います。
飽きずに最後までご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
ウツギと名の付く花 ― 2018年05月10日 18時14分22秒
♪ 卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
「夏は来ぬ」という歌に出てくる「卯(う)の花」というのは「ウツギ」のこと。
初夏に咲く白い花が可憐な、ミズキ目、アジサイ科、ウツギ属の落葉低木です。
この○○ウツギという名の付けられた植物が、都立神代植物公園の植物多様性センターで花を咲かせていました。
「バイカウツギ」
「マルバウツギ」
「ハコネウツギ」
「コゴメウツギ」
皆、「○○ウツギ」という名がついていますが、これらの植物には「ウツギ属」ではない物もあります。
「マルバウツギ」はミズキ目、アジサイ科、ウツギ属で、ウツギ属の一品種ですが、
「バイカウツギ」は、ミズキ目、アジサイ科、バイカウツギ属、
「ハコネウツギ」はマツムシソウ目、スイカズラ科、タニウツギ属、
「コゴメウツギ」は、バラ目、バラ科、コゴメウツギ属です。
アジサイ科、スイカズラ科、バラ科など、目や科は違っても、皆、○○ウツギ属という属名が付いています。
「ウツギ」は漢字で「空木」と書き、茎が中空であることからの命名だとされています。
これらの木は、皆、茎が中空になっているから「○○ウツギ」なんでしょうか?
茎を折るわけにはいかないので、確認はできませんが・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
新宿の高層ビル群と新国立競技場 ― 2018年05月11日 18時24分57秒
3ヶ月前と比べて、かなり工事が進んでいるのが分かります。
新国立競技場の手前に見えるのは神宮球場です。正式には「明治神宮野球場」といいます。
まだまだ基本構造しか完成していないようですが、建物外周には軒裏に杉の木を使った軒庇(のきひさし)が設けられ、トラスに杉とカラ松を使った屋根もこれから造られるようです。
今日、屋根の構造材が公開されましたが、屋根の完成予定は来年5月ということです。
完成・引き渡しは来年11月末の予定になっています。
2020年7月24日(金)から8月9日(日)まで開催される「第32回オリンピック競技大会 東京2020」、
2020年8月25日(火)から9月6日(日)まで開催される「東京2020パラリンピック競技大会」、
どちらも楽しみですね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
港の見える丘公園 ローズガーデン ― 2018年05月14日 22時16分40秒
横浜の港の見える丘公園で、ローズガーデンのバラが見頃になっています。
園内には「イングリッシュローズの庭(約150種 1,200株)」と、沈床花壇の「香りの庭(約100種 500株)」があり、イギリス館後庭から111番館後庭にかけての「バラとカスケードの庭(約80種 500株)」もあわせて合計約330種 2,200株のバラが咲き誇っています。
奥に見える建物は大佛次郎記念館です。
西洋バラの多くは開港間もない横浜から日本へ上陸したといわれ、外国人商館の庭に咲いていたバラは、外国人と日本人の交流が広がるにつれ次第に一般の家庭でも見られるようになりました。
その後1世紀以上にわたって市民に親しまれているバラは、「横浜市の花」として制定されています。
敷地内には市指定文化財の洋館、「横浜市イギリス館」と「山手111番館」があり、イギリス館裏から山手111番館裏にかけて続くゆるやかな起伏のあるガーデン「バラとカスケードの庭」内にも約80種 500株のバラが植えられ、水路やベンチなども設けられていて、ゆったりと散策することができます。
横浜市イギリス館
山手111番館
港の見える丘公園、ローズガーデン、洋館は、入園・入館無料です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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