上野公園の大島桜 ― 2014年04月01日 11時45分20秒
上野恩賜公園の不忍池の畔に咲いている大島桜(オオシマザクラ)です。
大島桜の花色は白色が多いのですが、この花にはピンク色が混ざっています。
もしかしたら、他の種類かも・・・
花弁にピンクの縞模様が入っています。可憐な感じがします。
こちらの木には「大島桜」と標識が付いているのですが、こちらも少しピンク混じりです。
大島桜は新葉と花が同時に成長します。
桜餅を包んでいる桜の葉は大島桜の葉を塩漬けにしたものが使われます。
大島桜の葉は裏側に産毛が無いので、桜餅の葉には大島桜が最適なんだそうです。
全国で7割の生産量を誇る伊豆半島・松崎町では、4月から5月上旬にかけて高さ1mほどの桜の葉を栽培している畑が見られます。花が咲いていないので、一見大島桜の葉とは気付きません。
葉を6ヶ月から1年程塩漬けにすると、くまモン、いや、クマリンという成分が桜餅独特の良い香りを作り出します。
私は桜餅は長命寺より道明寺の方が好きです。
上野公園の桜 陽光(ヨウコウ) ― 2014年04月02日 02時31分57秒
上野恩賜公園の桜と言えば、なんといってもソメイヨシノの下でのお花見ですが、観光客の一番人気は陽光(ヨウコウ)です。
遠くから見ると白く霞んだように見えるソメイヨシノの中で、ひときわ目立った濃いピンク色の花を咲かせ、ソメイヨシノよりも早く咲き始めます。
※写真手前の白い桜は大島桜(オオシマザクラ)です。
上野恩賜公園では清水観音堂近くと上野東照宮、不忍池の3ヶ所に植えられていますが、陽光の周りはいつも写真を撮る人たちで賑わっています。
陽光は、天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)を交配して作られた品種です。
ちょっと、どぎつくさえ見える濃いピンク色は寒緋桜の赤い花色を受け継いでいるのでしょう。
国立西洋美術館前庭の花桃(ハナモモ) ― 2014年04月03日 02時53分31秒
上野の国立西洋美術館・前庭に咲いていた花桃(ハナモモ)です。
残雪枝垂れという、紅白咲き分けの品種だそうです。
花を観賞するために品種改良された桃なので、結実しても食用にはならないようです。残念!
この配色を見ると、何故かすぐに紅白まんじゅうを思い出してしまう、あんこ好きの私です。
千鳥ヶ淵の桜 ― 2014年04月04日 18時36分29秒
Walker plusの「関東の人気お花見スポットランキング」で1位を獲得している千鳥ヶ淵の桜です。
千鳥ヶ淵には全長約700mの遊歩道があり、ソメイヨシノや大島桜などの桜のトンネルの中を歩くことが出来ます。
桜の季節には全国から100万人以上の人が訪れるそうで、私が行った時は平日にもかかわらず交通規制がされ、左側通行の一方通行になっていました。九段下駅側から半蔵門駅側に歩く方がお濠の桜が見えやすくなります。
ボート乗り場の上にある展望台が一番の人気スポットになっています。
上野・不忍池の鳥たち ― 2014年04月05日 19時09分57秒
上野恩賜公園の不忍池にいた鳥たちです。
ヒヨドリ(鵯)です。
樹木さえあれば市街地でもよく見かける鳥です。花の蜜は大好物のようで、ソメイヨシノの花蜜を吸っていました。
カルガモです。
桜の下を泳ぐキンクロハジロです。漢字では金黒羽白と書きます。
ウミネコです。
2011年6月に東京大学の樋口広芳教授(生態学)が、上野の不忍池に近いビルの屋上で約200羽が集まり20~30のペアが営巣しているのを見つけた。という記事が朝日新聞に載りました。
最近はマンションの屋上にも営巣して快適なマンションライフを送っているようです。
ユリカモメ。東京都の花はソメイヨシノ。東京都の鳥はユリカモメです。
上野ではスズメたちも人懐っこくて、人の指先に止まってエサをついばんでいます。

枝垂れ桜(シダレザクラ) ― 2014年04月06日 18時44分06秒
昭和記念公園の桜が満開です ― 2014年04月07日 22時46分18秒
昭和記念公園で菜の花が咲いています ― 2014年04月08日 05時16分19秒
昭和記念公園のムラサキハナナ ― 2014年04月09日 01時57分46秒
国営昭和記念公園のムラサキハナナも見頃を迎えました。
都内のソメイヨシノは見頃を過ぎましたが、8日現在昭和記念公園のソメイヨシノは満開です。
満開のソメイヨシノの下で紫色のかわいい花を咲かせています。
ムラサキハナナ、3回続けて言うと舌を噛みそうな名前ですが、漢字では紫花菜と書きます。
花菜(ハナナ)は菜の花の事なので、紫色の花を咲かせる菜の花といった意味でしょうか。
菜の花と同じアブラナ科に属します。
ムラサキハナナは他にオオアラセイトウ(大紫羅欄花)、ショカツサイ(諸葛菜)、シキンソウ(紫金草)、 ハナダイコン(花大根)などいろいろな名前で呼ばれていますが、同じアブラナ科でハナダイコンという別種の植物がある為、最近はハナダイコンとはあまり言わないようです。
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