Google
WWW を検索 ほしのつぶやき を検索

D51型蒸気機関車 「D51 296」2023年10月03日 11時04分40秒

府中市郷土の森公園内の交通遊園に保存されている、D51型蒸気機関車「D51 296」です。
D51型蒸気機関車 「D51 296」
D51型蒸気機関車は、1936年(昭和11年)から戦後まで1000台を超す車両が製造され、「デゴイチ」の愛称と共に蒸気機関車の代名詞になっています。
蒸気機関車を「エスエル(SL)」と呼ぶのは、「Steam Locomotive」の略です。
D51型蒸気機関車 「D51 296」

この「D51 296」は1939年(昭和14年)に川崎車両(株)が製造し、30年余りにわたって約242万キロメートルを走行した後、1972年(昭和47年)3月に引退したものです。
D51型蒸気機関車 「D51 296」
同年12月に国鉄(当時)から貸与を受けてこの場所に展示されました。
D51型蒸気機関車 「D51 296」

1928年に制定された形式称号規程により、D51の「D」は動軸数を表します。
「D」は動軸数(横から見た駆動輪の数)が4、「C」だと動軸数が3になります。
D51型蒸気機関車 「D51 296」

「51」は機関車の種類を表す形式番号で、50から99は「テンダー機関車」を表します。テンダー(炭水車)とは蒸気機関車が使用する燃料(主に石炭)や水を積載した車両(下の写真)で、これを装備した機関車を「テンダー機関車」といいます。
「296」は、同一形式内の製造番号です。
D51型蒸気機関車 「D51 296」
「D51 296」は、動軸数4軸の炭水車(テンダー)付きの蒸気機関車で、同形式の中で296番目に製造された車両であることを表します。

公園の中(入園無料)で一般開放されているからか保存状態は悪く、計器類は壊されたものが目立ちます。
D51型蒸気機関車 「D51 296」

この他、EB10形電気機関車の一号機「EB10 1 」や、路線バス、消防自動車、都電6000型(下の写真)などが展示されています。
6000型都電 「6191」



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策の為よろしくお願いします。

日本語50音の最初の文字は? 答えは「 あ 」です。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2023/10/03/9622522/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Copyright © 2005-2024 M-Hoshino All Rights Reserved.