アメリカ陸軍の大型沿岸タグボート LT-804 ― 2020年05月14日 11時59分59秒
新型コロナウィルスによる感染拡大を防止するため、横浜港には大型クルーズ客船の入港が3月、4月、5月と3カ月続けてゼロになっています。
(飛鳥Ⅱだけは横浜が母港なので、横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊しています)
緊急事態宣言が発令されて外出自粛が続いているので、以前横浜港に行った時に撮影して放置されていた写真から、米軍や海上保安庁、神奈川県警横浜水上警察署の船の写真を選んでアップしていきたいと思います。
横浜ノースドックに接岸している、アメリカ陸軍の大型沿岸タグボート、「USAV BGen Zebulon Pike(ゼブロン・パイク准将) LT-804」です。
後方に見える背の高いビルは新横浜プリンスホテルです。
USAVはUnited States Army Vessel の略で、合衆国陸軍艦船艇を意味する艦船接頭辞です。
BGen Zebulon Pike(ゼブロン・パイク准将)とはゼブロン・モンゴメリー・パイク(Zebulon Montgomery Pike) という米国軍人の名前 (1779 - 1813)です。
ナサナエル・グリーン少将級大型沿岸タグボートというアメリカ陸軍の水上艦艇で、LT-801からLT-808まであり(未建造のものを含む)、すべての船にアメリカ軍人の名前が付けられています。
計画では13隻が予定されています。
総トン数は688トン、全長39メートル、全幅11メートルとなります。
横浜ノース・ドック(Yokohama North Dock)とは、横浜港の瑞穂埠頭に所在する在日アメリカ陸軍及び在日アメリカ海軍の港湾施設で、管理するのは「在日米陸軍基地管理本部」です。
観光都市YOKOHAMAの一角に未だに米軍基地として接収されている土地があるんですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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